去年ベトナムで開催された日本映画祭で観ました。
ベトナムで、戦後の日本を舞台にした在日韓国人が主人公の映画を日本人の私がベトナム人と観る。なんか不思議な感覚でした。
ヒューマンドラマで、時代背景など分かっていないと難しい内容だったので、前半は映画の状況を理解できていないベトナム人が多かった印象です。(何故なら劇場内でスマホが光りまくっていたから。)
内容を観ての私の感想としては、情報弱者って辛いな、苦しいなと思いましたね。情報を仕入れる事の大切さ、みたいなのを映画を通して学びました。
そんな事を思いながら観た後半では、貧困から家族が離れ離れになる事になり家族みんなで涙する場面があるのですが、そのシーンではベトナム人もみんな泣いていて、ベトナム人の家族を思う強さ、家族一緒にいることを大切に思う文化は凄いなと改めて思いました。
私は、家族と離れ1人でベトナムに来ている身なので、「まぁ、そういう事もあるよね。」くらいの感覚だったので、家族への想いのギャップを感じました。