ベトナムで、売っている物の大多数が、「あーこれ付けなきゃまともだったのにー!」っていう余計な事し過ぎて良さが半減している商品が多々あります。
とても肌触りが良くて、着心地が良さそうなコットン100%のTシャツに変なアップリケとか。
ただ、私はそれも含めてベトナムの服や小物が好きなので、結構楽しんでいるんですが、それはあくまでもプライベートな私の話。
私の仕事は、日本人のお客様を相手にしているのですが、その他に同僚が英語で作成したHP用の文章などを翻訳したりもしています。
・・・で、最近きた文章が英語だと全然変じゃないけど、日本語にしたら恐ろしくおかしい文章
普段は、どうにか日本語の文章になるよう内容を入れ替えたりしているのですが、今回のはもうどうにもイチからデザイン替えないと無理!という内容でした
それでも、どうにかこうにか無理矢理に日本語訳した結果、上司(日本人)から「本当にコレで良いと思ってるの?どうしたら良いかわかってるよね?」とのお返事
「はい。。。わかっております。。。」
というわけで、日本語用にデザインから組み立てなおしました。
・・・とはいえ、私が使っているパソコンは、デザイナーさん用のものではないので、「アクセサリ」内の「ペイント」レベルのソフトでひーひー言いながらイメージを作成しました
で、最終的にはプロに任せようと思って、ある程度のイメージを作って、それをベトナム人のデザイナーに投げました。
そして数日後
出来上がった、デザインを見て私は震えました。。。
怒りからでも、寒いからでもなく、デザインを見て震えがとまりませんでした。。。
「会いたくて会いたくて震える」という西野カナ的な感情ってどんな感じかしら?と思っていましたが、怒りでも寒くもなく震えるってこんな感じかしら(←!?)と初めて味わった感覚でした。
まぁ、、、ひどい。。。
例えるならせっかく上質な素材で出来たシャツなのに、「高級感出てるでしょ!?」って言って「CHANEL」って入れてみたり、「LV」って入れてみたり、「アップル」のロゴ入れている感じ。。。
ついつい、同僚に「えっ・・・なんでこれにしたの?」と尋ねてしまいました。。。
しかし、自信満々で、「何がいけないわけ!?」という彼女に、息が苦しくなり、動悸すらしてきました。。。
・・・これが、カルチャーの違いか
そして、震えの原因が、これから始まる果てしない戦いへの恐怖心からではないかと悟りました。
もしかして、「会いたくて会いたくて震える」というのは、会いたいけどもしかしたら一生会えないかもしれない事への恐怖心からかもしれないですね(←!?)
とりあえず、同僚に「やり直し」を伝えた結果、同僚ベトナム語で大暴れ
わかっているよ、同僚の就業時間である17時(私は、20時)が過ぎても一生懸命頑張ってたこと。
真面目に取り組んでたこと。
本当は、大絶賛してあげたいけど・・・
無理!!!!
ちなみに、現在進行形でデザインバトルは続い
ております。
けど、本当はデザインの仕事好きだからちょっとにやけてます
ひぃーひぃー言ってるけど、好きな事だから結構楽しいあとは、どれだけカルチャーギャップを乗りきれるかが勝負です。。。