実は、私が海外に興味を持った最初のキッカケは中国の小物です。
私が、小学生の時に姉妹校だか姉妹都市だかで中国の小物が沢山送られてきて、それが展示されている部屋がありました。
多分、4年生くらいの事だったかな?私は、一瞬でそれに魅せられ中国の物が載っている本を読み、『いつかは中国に行ってみたい!!!』と憧れを頂くようになりました
そんなわけで、中学校では美術部と『国際交流部』を掛け持ち。
そして、高校生になり土曜日に任意で中国語が習える事になり、中国語を習い始めました
そしてそして、私が通っていた高校は台湾に姉妹校があった為、夏休みを利用して台湾に交換留学が出来る事に!!!
それが、私にとっての初海外でした
台湾は、本当に魅力的な国で、ホストファミリーもとっても素敵な子で私は台湾に魅了され、その後ホストファミリーを頼って台湾に1人旅もしちゃいました
ただ、そんな心優しい台湾人の家族や友達に、私が台湾に来たキッカケ(もともとは中国に興味があった事)を話すとみんな口をそろえて「台湾は、中国じゃないよ」という台詞。
台湾人の多くは、中国の事を嫌っていて、それを知ってからは台湾人に台湾を中国の一部として話すのはタブーなんだと知りました。
それから、時が経ちオーストラリアで、中国人と知り合う機会が出来ました。また、度々書いていますがメルボルンでは、中国人のシェアハウス(2軒)に住んでいました。
昔、中国語を習っていて台湾に行ったことがあるというと、中国人の方は、台湾人とは違い「台湾は、中国の一部」として捉えているなと感じました。
そして、仲良くなると物凄く人懐っこいなと感じました。けど、それがtoo muchベトナム語のことわざ「親しき仲には礼儀なし」精神と一緒でズケズケとプライベートに入ってくる
それが原因で、1軒目のシェアハウスを出て、別のシェアハウスに移ったんですが、そこも中国人がオーナーでした
その2軒目のオーナーに言われて今も印象に残っているのが、「私、本当はオーストラリアなんて大っ嫌い!中国の方がどんなに素晴らしいか!!!けど、大気汚染が酷いから仕方なくオーストラリアに住んでるの。」
オーストラリアに住んでいる中国人なので、多少は洗脳がとけているのかと思っていたら、全くそんな事が無くてビックリしました。
日本人の場合だと、日本の社会に馴染めず海外に夢を抱いて移住する人の方が多いと思うのですが、中国人の場合は大気汚染など致し方なく国を出る人の方が多いようで、オーストラリアライフを楽しむわけではなく、海外で中国人として暮らすという選択肢の様です。
オーナーとは別に仲良くしている中国人女性が居るのですが、彼女も高校進学と同時に両親から半強制的にオーストラリアに送られ、ビザを取らされ、将来的には両親をオーストラリアに呼び寄せる予定だそうです
彼女曰く両親の言うことは絶対!なんだとか。彼女は、オーストラリアには住んでいますが、旦那さんは中国人を探しているそうです。理由は、両親とコミュニケーションが取れないと困るから。
あくまでも、オーストラリアで中国人として暮らす様です。
・・・続く。