気がつけば、ハノイ市内で転職をして1年が経ちました。
ベトナム国内で2つの会社で働いてみて思うことは、
「ベトナム人の特徴」というよりも、会社のトップの色がよく出るものだな、ということです。
前の会社では、あまりベトナム人の同僚達とは上手くいっておらず、
日本人社長からは、怒られる貶されることはあっても認められた経験はありませんでした。
それでも、がむしゃらに食らいつき、ベトナム人の同僚達に認めて仲間に入れてもらえる日が来ることを願っていました。
しかし、ある時「このまま、ここに居ても良くないな! 脱出!!!!」と決断するときが来て、今の会社に入りました。
その結果、いくら一生懸命に選んだお土産を買ってきても全く喜んでくれなかった元同僚たちと違い、新しい同僚たちは目を輝かせて喜んでくれました。
そして、いくら頑張っても頑張っても認めてもらえなかった前職と違い、「えっ!? こんな簡単なことで褒めてもらえるの?」「こんな単純なことで良いの?」と
拍子抜けするくらい認めてもらえるようになりました。
前の会社との扱われ方の違いに戸惑うことも多い1年でした。
その違いは何かと考えてみると前の社長は、「お金が欲しい!」という人でした。
勤めていた会社はベトナム人スタッフも私も平均より高いお給料をもらっていました。
私も、同僚達も社長と同様に「お金が欲しい。」という集まりだったのだと思います。
特に会社としても夢を語られたことも無かったですし、今後どうなっていくのかもビジョンが見えませんでした。
みんなただお金が欲しいから働いていました。
そりゃ、みんな荒みますよね(苦笑)
それに対して今の会社には、理念やビジョンがあり、みんなそれに賛同して集まっています。
なのでみんな夢があります。私も夢を持って働いています。
そりゃ、みんなの目も輝くわけです。
夢があるから、周りを蹴落とすことよりも、協力することを選んでいます。
なんか収集がつかなくなってきましたが、
この記事を通して伝えたかった事は、もし今いる環境が「なんか変だな?」と思ったら、上の人が何を思って経営している会社かよく確認してほしいという事です。
もしかしたら、しがみつく必要なんて全くない会社だということが分かってくるかもしれません