日本に一時帰国した際に周りの人から言われてふと頭に浮かんだ言葉。
「パンが無ければケーキを食べればいいじゃない」
※フランス革命時の王妃マリー・アントワネットが、フランス革命前に民衆が貧困と食料難に陥った際に言われたとされる。
日本に居た時は、単純にマリー・アントワネットってなんて皮肉たっぷりな事を言う人なんだろうと思っていましたが、ハノイで暮らすようになり、今回一時帰国してみてほんとわからなかったんだろうなー世界が違いすぎたんだろうなーって思うようになりました。
感覚で思った事なので、具体的にあった出来事を沢山あげる事は出来ないんですが、一つだけ。
私には、弟が居ます。
弟は、私とは違い日本を一度も出たことがありません。典型的な日本人で、私が日本に居た時は、「歳相応のメーク・髪型をしてほしい。」、「恥ずかしいから人前でしまむらで服買ったとか言わないで」、「歳相応のブランドの服を着て」とどんな束縛彼氏だよって言うような発言をよくしていました。
そんな発言をする弟なので、お洒落に敏感で流行に沿った洋服を着ていました。
それに対して私はというと、別に世間から反発したい!目立ちたい!なんて気は全くないんですが、気付くと我が道を進んでいる
そんな関係性の私と弟。
私は、ベトナムではヴィトンの偽物財布を使用しています。
オーストラリアに居た際は、主にカードを使用していてカードが使えない小さな金額の物を買うのにお札より小銭を持ち歩いていたので、小銭の容量が大きな財布を使用していました。
ところが、ベトナムは逆に現金重視更にお札しかないので、オーストラリアで使用していた財布はとっても使いづらく、新しい財布が必要となりました。
しかし、私が求めている丁度良い財布はなかなか見つからず、外国人向けのデパートだと無駄に高いのに対して使い勝手も良さそうじゃなく・・・。
そんな時にナイトマーケットで見つけたのがコレ
まず値段が安い(450円)!なのに作りが凄くしっかりしている。お札入れしか無いのが丁度良い!
探し求めていた財布が、たまたまヴィトンの偽物で、勿論偽物だって目立たないデザインの物も沢山あったんですが、どうせ偽物持つならウケ狙いも兼ねて!って事でこのデザインにしました。
あとは、防犯上でもベトナムで売ってないような特別なデザインの財布を持つより、ザ・偽物って方がみんな持っていて安全だと思ったんです
で、話を戻して日本。
そんな偽物ヴィトンを見て、母親や叔母さんは、「つくりがしっかりしていて良いねー!欲しいー今度の帰国時はコレ買ってきてー
」とキャッキャしていました
しかし、弟からは「そんな偽物買うんだったら、安くてもノーブランドで良いもの買うわ」と一言。
安くてもノーブランドで良いもの。
弟は、なんの気もなく言った一言ですが、丁度良い値段で謎のロゴが付いてなくて、作りがしっかりしていて、機能性が良い、ベトナム人に目をつけられない財布をベトナムで見つける事がどんなに大変か
まさに、『パンが無ければケーキを食べればいいじゃない』発言!!!
勿論、弟に悪気は無いし良い物が簡単に手に入る日本に住んでいてそれが当たり前なんで、「はいはい」って受け流しましたが、日本に居るとごくごく当たり前過ぎて気付かないことってあるよなーって改めて思いました
私は、ベトナムが海外生活2カ国目であり、自分の意志で発展途上国に来ているので対して不満は無いですが、全く意図せず来て、当たり前だと思っていたことが当たり前にないと辛い人も居るかもしれないですねー
ただ、弟には見聞をひろめる為にも是非ベトナムに遊びに来ていただきたいものですが、「オーストラリアなら行ったけど、ベトナムはいいや」と軽くお断りされてしまいました
残念。。。