私が今居るキャラバンパークでも、最近一気に日本人が減りました。
オーストラリアのワーキングホリデー制度というのは、同一の雇用主の元では6ヶ月間しか働けないというルールがあります。
ただ、私が働く『ミートファクトリー』では、日本でいうところの派遣会社に登録し、派遣されて『ミートファクトリー』で働くという形になっていて、6カ月経ったら派遣会社を換えてもう6カ月働ける様になっています。
ただ、最高2年間しか入れないワーホリ制度の内の1年間を『ミートファクトリー』で費やそうという答えを出す人は、なかなか稀でして、大体みんな6ヶ月間の契約期間が終わるとここを出て別の地に行ってしまいます。
ちなみに私は今働き始めて6カ月と1週間が過ぎようとしています。
・・・そうです。今回一気に抜けてしまった人達の多くが私の同期なんです
(´;ω;`)
ここに来て最初の方は、『出ていく人が居る』と聞くと、『じゃあ、送別会だ!呑めるな♪』くらいの軽~いイベントのノリでした。
でも、今回は大・大・大号泣
゚(゚´Д`゚)゚
自分でもこんなに泣くとは思いませんでした。
元々、私は卒業式とか送別会とかで泣くタイプでは無く、もし泣いたとしてもそれは独り自分の家に着いてからって感じで「あ~人前で泣けてればもうちょっと可愛い女子なのになぁ~」なんていつも思っていました。
それが、今回はもうダメでした。。。
一緒の時間が長すぎた。。。
今いるところは、小さな街なので、何処に行っても何をしてても誰かとの思い出にぶつかります。
あ~雨の日、ここに迎えに来てもらったなぁ~。一緒にカフェでお茶したなぁ~。ここで花火見たなぁ~。いつも一緒に買い物してたなぁ~。
着ている服もワーホリに持ってきた限られた服達なので、一緒に飲んだ時この服着てたなぁ~。この服着てお祭り行ったんだよなぁ~。バーベキューの時はこれ着てたなぁ~。なんて…
胸がキュッと苦しくなります。
いつか再会する人もいると思うけど、二度と会わない人も居るだろうし、何よりこの街で、一緒に生活する事は二度と無いんだと思うと、とにかく寂しいです。
人によっては、一緒のキッチンでご飯を作り、一緒に買い物行って、共同のトイレとシャワー使って、一緒に仕事場に行って、一緒に仕事して、一緒に帰ってくる。休みの日も一緒。
もう家族以上、恋人以上の関わりですよね。。。
寂しいし、2月の中旬、最初に同期の男の子が去ってしまった時は、わかっていた事なのに自分の中でその状況を理解も処理も出来なくて、なんかヤバイ状態でした。
…こうして私は、ウツ病になっていくのだろうか。。。というくらい2週間毎晩泣き続けました。
今も、寂しいけど…昨日と今日の昼、更に同期の男の子がここを去り、変な話なんですが、ちょっとだけスッキリしました。
他の同期がまだ居るのに1人だけ居なくなったというのが辛かったのかな??
まぁ、見送るのも多分これが最後です。Next is my turn!!!!!
という訳で、徐々に片付けを開始しています。なんか6ヶ月間かそれ以上滞在すると思っていたので、調味料などを色々買ったり貰ったりしてしまいましたが、いざ過ぎてみると意外と調味料って減らないし、6ヶ月はあっという間でした。
あと、自分で日本から持ってきた英語の参考書の他に結構色々な人から引き継いだ参考書も持っていたんですが、それは色々考えて図書館に寄贈してきました。
今いる日本人にあげても良いんですが、上記にも書いたとおり6ヶ月なんてあっという間で、ここを出る時には相当荷物を減らさないといけないので、引き継いだ人もきっとまた処分に困って誰かに引き継ぐか、もしかしたら捨てられる運命より、日本語の本が一冊も置いていないこの街の図書館に寄贈して、いつかこの街に来た日本人が「Inverellの図書館に日本語の本が置いてあるよ!!」な~んて事になった方が面白いかなって事で寄贈しました。
日本の場合ですが、寄贈した本が必ずしも書棚に並べられる訳ではなく、状態が悪い本やニーズが無い本等は、廃棄処分されてしまうみたいです。
それでもね、オーストラリアの場合はどうかわからないし、何より私にはわからない事なんでね、「きっと私の本は図書館に並んでるんだろう」って事で自己満足です。
けど、まだまだ色んなもの処分しなきゃなぁ~。。。
約6畳の部屋をまたスーツケースに詰め込んで、私も間もなく旅立ちです。
多分ね!!!!!